2006年07月14日

オホーツクサイクリング  最終ゴール 斜里を目指せ!

7月9日(日)

サイクリストの朝は いつも早い。

人の歩く音で目が覚めた。
AM4:00。私達の寝場所は 体育館の入り口付近で人通りが激しい。
しかも どんなに静かに歩こうとしても
どうしても 床がきしむ音が響く所が何箇所もある。

でも だんなも子供も まだ 爆睡中。
疲れすぎてるもんね・・・

ぱっぱと身支度を整え、動こうとするが
体に相当のダメージをくらっている・・・

尻・・・尻・・・一回り大きく膨らんでる尻・・・

そのうち みんな起き出し 同様にダメージをくらってるようだ。
足が痛そう・・・

朝食のお弁当をモリモリ食べ、あっという間にスタートの時間。
今日も指導員の方に言って、子供がいるからと
早いスタートにしてもらった。

今日の工程を説明しよう。

常呂町→網走→小清水→斜里町
全走行距離 74,5kmとなっておりま~す。

7時半、晴天の中 スタートがきられた。
泣いても笑っても 今日が最後だ!
走り出したい気持ちでいっぱいだ!

また 父子、母子チームに別れ 私達は快調に飛ばしていった。
ヨッシャ!足も尻も大丈夫だぞ。

第1休憩ポイント 網走支庁前に到着。

 アンパンとメロンパンのどちらかが選べた。
 朝のお弁当を食べたばっかりだったけど、バクバク食べれる。

 父子チームも しばらくして到着。
 このペースでいけば 今日は昨日みたいに
 時間に追われるように走らなくてもいいかな~っと
 この時は 甘ったるい考えをしていたんだ・・・この時は。
 
 チアリーダーの皆さんの踊りに 元気づけられ
 早々に余裕で出発した。

 
これからの道のりは長かった・・・

ベテランの方から 小清水までは向かい風が強いと
聞いていたのだけれど、また 楽観視してしまう私。
今回は追い風だったりしてね~♪なんて・・・

そうはうまくいかなかった。
なだらかな上り坂が延々と続く中、凄い向かい風。
いくら 漕いでも漕いでも 子供は前に進まない。

涛沸湖では 馬がたてがみをなびかせて 優雅に走っている。
綺麗・・・かっこいい・・・あの馬と自転車取り替えたいな~
などと 思っていると また どんどん抜かされていく・・・

始めは ゼッケン700番台が多かった。
今日は 番号の大きい方からスタートしている。
次に 600番台・・・500・・400と抜かされ続け、
気付けば 二桁になってるよ~~(笑)

子供を叱咤激励する。
「足休めるな!漕ぐしかないよ!」
そんな事言われたって 子供はちゃんと漕いでいるのだ。
風の勢いでスピードが出ないだけなんだ・・・

第2休憩ポイント 道の駅 はなやか小清水に到着。

 やっとの思いで たどり着いた。
 じゃがバターとはちみつ水を頂いた。
 このはちみつ水っていうのが とても美味しくて
 何杯もおかわりしてしまった。

 と またもやここで「最終グループの出発です」 と放送が入る。
 あとはゴールを残すのみ。
 行くぞー!オーーーッ!

私は 上の子と走り始めた。

ふと見ると おととい眺めた美しい斜里岳が目の前にあった。
さっきまでは ぼんやりかすんで見えてた斜里岳が近づいてくる。

私達は 斜里に戻ってきたんだな~
また この山の綺麗な稜線を見る事ができたんだ~って。

前を走る子供の足が痛そうだ。
少し漕いでは 休み、また漕いでは休むを繰り返している。

その動きを見ながら ぼんやり考えてた。
漕ぐのを休んでも、後ろを振り返っても 
あそこまで進んでいくんだって目標さえあれば 
自然にこの子は前に進んでいくんだ。

人生だって同じだよね・・・

この子が 辛そうにしていても 
私は叱咤激励して、
後ろから 子供を信じて見守っていくしかできない。
子供の自身の力で漕ぎ出していくしかないんだ。

なんてね・・・・

「200㌔地点」の看板が見えた。

もうすぐだ・・・

沿道に応援してくれる方達が たくさんいる。
「がんばって~~もう少しだよ~」

ガンガンを棒で叩いて応援してくれる人もいる。
いい音だ~~何もかもが 心に沁みるんだ!

ゴーーーーール!!

お世話になった方が出迎えてくれた。
完走証をもらった。
子供と健闘を称え合う。

CIMG1447.jpg

斜里の「幸運の水」をいただいた。
あまりにもおいしい水で がぶ飲みしてたら
係りの人がペットボトルに入れてくれた。
みんなの何気ない優しさが 心に沁みるんだ!

気になるのは だんなと下の子・・・

そこで 放送が入る。
「ただ今 最後尾が公民館前を通過しました」

だんな達だ・・・今 懸命に漕いでる彼らの事を
思うと 胸が熱くなり 沿道に走った。

また 放送が入る。
「ただ今 最後尾が駅前を通過しました」

もうすぐだ!来い!来い!

CIMG1400.jpg

来たーーーー!
彼らは 最後尾ではなくブービーでした。
無事 みんな完走出来たよ~~!
212km走りきったよ!


いろんな町で応援してくれた方々・・・
知らない人にこんなに応援してもらう事なかったよ。
その応援が 私達のパワーになったんだ。

スタッフの皆さん・・・
運営上 たくさん迷惑かけたと思います。
ご配慮いただいて感謝です。

私達を抜かす時「頑張れよ~」と声を掛けてくれたサイクリストの皆さん・・・・
ずっと支えられていました。気力が続いたのは皆さんのおかげです。

子供をずーっとサポートしてくれた指導員の方々・・・
上り坂で押していただいたり、どんなに助かった事か!

ベテランの方のアドバイス、
まさか ここで会うとは思わなかった知り合いの方、だんな様・・・
右も左もわからずウロウロしてた私達に
光が射したって気分だったんです。

「バチコイ バチコイ!」と声を出し抜かしていった元気者の彼女、
「お母さん」と声かけてくれるかわいい彼女・・・
同じ初参加のあなた達がいて、どんなに心強かったことか!
おかげですっごい楽しい旅になったよ!
あなた達のいるキャンプ場へ近い将来行きたいな!

65歳初参加の叔母様。
小学校3年生のお孫さんと走っている叔母様・・・
若い!そのやろうと思う気力、体力に頭が下がります。

本当に皆さんありがとうございました。
お世話になりました!!!



今回の最高年齢は86歳。
1番小さい子は6歳。
皆さんのチャレンジ精神 とても好きです。

私達はたくさんの経験をさせてもらった。
用意が万全じゃなかったからこそ 
体全体で厳しさを体感できた。
下の子には とても酷過ぎたりしたけど・・・

でも だからこそ 次はどうすればいいのか考えられるし、
また、この条件の中でやり遂げる事ができたという達成感を
存分に感じる事が出来た。

用意が万全でも、そうじゃなくても、
何とかなっていくもんだ。
やり方には 正解も間違いもないんだって
いい意味またいい加減になって
私は オホーツクの地から帰ってきました。

そして オホーツクで 40歳の誕生日を迎えてきました。

39歳の誕生日を迎えた時、自分のやってみたい事は
頭で考えず ぱっと飛びついていこうと決めたんだ。
そして 40歳になった今 
まさか この大会に出場してるとは思わなかった。
そして、以前より感謝の気持ちが増えた自分がここにいると思うんだ。

家族でこの体験できた事、最高に贅沢な旅が出来た。

だんなが言う
「また、なんかの大会にぶっつけて 旅したいね~」・・・
あらっ 私も同じ事思ってたの。

子供が言う
「今度は ロードで出たいよ。 
 毎年、ヨサコイとオホーツクは出たいよ」
あらっ 私も同じ事思ってたの。
ロードか・・・買うかぁ・・・働きゃなきゃ・・・
子供って凄いな。あんな思いしたのにそんな事思うんだ。
子供の力ってほんど無限なんだね。

CIMG1408.jpg
クラスのみんなからの 「大きなうんこタオルの寄せ書き」にも
力もらいました。感謝です!

そして 最後にだんなへ。
あなたの趣味にここまで 私達が参入するとは思わなかった。
お互い いろんな事経験できたね。これ 宝だね。
あなたの事は 「同志」って感じるんだ。
また、楽しみながら経験重ねていこうね。
私達に自転車の世界を教えてくれて本当にありがとう。


ヘヘヘ・・・非常に 自分の世界に入り込みましたわ~(笑)
長々と読んでいただいて ありがとうございました(^▽^)
posted by チャーリー at 22:01| Comment(6) | TrackBack(0) | アウトドア | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
わ~~~~!!チャーリー家の皆様!!
ホントにホントに良かったねー!
なんてイイ家族なんだろって感動した☆
次男くん・・・よく頑張ったね!
一人一人が確実に成長しただろーし
家族の結束も強まったしょ??
なんだか嬉しい・・私、チャーリー家の
者じゃないけど(笑
読みながら自分の尻が一回り腫れあがるのを
想像して、心底震えた(爆
Posted by 美紀 at 2006年07月15日 00:20
美紀ちゃん
ありがとうございまする~~
うちの人達 ほんとよく頑張りました~

もう あれから1週間経つんだ。
今 子供達と
「よくやったよな~~」なんて振り返っております。
尻・・・という表現を使ったけど
ほんとはもっと 微妙な部位なの(笑)
ご想像におまかせしますわ~
Posted by チャーリー at 2006年07月15日 21:42
チャ~リ~、お疲れ様~!!
もう、涙なくしては読めないね。(ノ_・、)グスン
感動巨編だよ~!!
家族の絆深まるね~。(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン
ほんとすごいわ~。
尊敬します!
Posted by Mami at 2006年07月20日 20:35
こんばんは、オホーツクサイクリングの大変だったこと、感動したこと、そして家族愛、とっても読みやすい文章で、同じコースを走った者として、ホントに感動して読ませていただきました。
自転車っていいものですよね。
Posted by りむパパ at 2006年07月21日 23:10
Mamiちゃん
読んでくれてありがとう!
2週間たった今でも、家族とこの大会の話で
おおいに盛り上がるんだ。
楽しくもあり、苦しくもある事を乗り越えて
絆・・・?深まったかしらね。
でも だんなの事 罵倒してるけど(笑)
Posted by チャーリー at 2006年07月24日 00:15
りむパパさんへ
遊びに来てくれてありがとうございます!
そして 素敵なコメントいただいてとっても嬉しいです^▽^
自転車の世界・・・まだ ちょっと足を踏み入れた段階なので これから何が始まっていくか とても楽しみです。
りむパパさんのブログを参考にして
私も自転車菌をばら撒いていきたいと思います(笑)
Posted by チャーリー at 2006年07月24日 00:20
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